大自然

アルファヴィルの大自然のネタバレレビュー・内容・結末

アルファヴィル(1965年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

治安の悪い銀河系アルファ都市(alfa ville)を舞台にした新聞記者の物語。

エンジニアが好きそう。かつ、今みると色々考えることができる。
黒と白の色・闇と光の明るさを存分に楽しめた。
ふしぶし哲学的。

🔅リスニング
on comprends j’as mais
人は何も理解しない
dans un journaliformation
新聞
telecommunite
遠隔通信
l'etranger
外部から来た者→自殺を催促される適応できずに自殺する。30年ほど前に中国人が作った世界。
toutes vie
現在だけがあらゆる生活だ
la verite
真実
犠牲と無知から成り立つ
occupe
使用中
Quel est votre nom?
あなたの名前は?
logique
論理を忘れずに
la consciense
意識
la civilzation de la lumiere
光速文明の時代


🔅コメント
🌐音響
α5の音がそんなに心地よくない。それも時代も時代として味と考えるべきか。最近の音楽に慣れていると、心地よさを求めるあまり、しばしおおきな音が痛く感じてしまう。

🌐ビジュアル面が全体的に分かりやすく、ツッコミどころ満載
小型カメラの機種は何か?本当に撮れるのか微妙なくらいのザ・カメラ。
途中から映画でなく、画像のシーンがある。また、ぶつ切りの映像は当時の限界なのか、それともわざとなのか。考えながら観ると面白い。
空間を白で統一し、人物の服は黒っぽい色合いにして際立たせている。
つけまつげがこんなにあって美しいと感じられるのも今とは対照的。

🌐ストーリー
1+1=2 プラスの意味を知る必要がある、といった格言が散りばめられている。

スフィンクスのような美しい声というたとえが好き。
→スフィンクスの声をそもそも聞いた事があるのか?

非論理的な行動が死刑になる。
→そんなばかな!と感じさせる内容が素晴らしい。

α60とは、もう少し他に訳し方あったんじゃ、、と思うが、コンピュータの巨大なものという意味。
→破滅させろという指示によりプログラミングと記憶のセクションに行く。
(この頃にプログラミングはあったのか…)

細分化された一つの文章が楽しい。監督が自動化にすでに興味を持っていた事を先進的と評価するのは間違ってない。

最終的に愛で締めるのね…。と、良い意味でちょっと浮いた気分になった。
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