スリラーの傑作と言われていたのは知っていたんですが、なんか怖そうなんでずっと見ていませんでした。
ストーカーの先駆けみたいな感じでしょうか。
ファンの熱量が高まり、妄想が膨らむと、私の言うこと聞きなさいよ!!とトチ狂う人はいそうです。
そんな人に目をつけられたらこうなっちゃうよ、ということを見せてくれます。
が、基本的にキャシー・ベイツの役所は優しい人なんではないか?と思ってしまってしょうがない。
そもそも助けてるわけですしね。
24時間看病もして。
あの薬がなんなのかわからないですけど、足もちゃんと治ってますし。
(中盤でハンマーで殴りつけるシーンは呆気に取られましたが…)
元を正せばあんな吹雪の中を、結構なスピードを出して、チェーンもせずに坂道を下ってるのがおかしくない?
もう冒頭が違和感で、なんで天候の回復を待たなかったのか。
待ってればこんなことにはならなかったはずですよ。
もうちょっと必然的にキャシー・ベイツに追われる感じだったら良かったなぁ。
結局命の恩人を殺してるわけだからなぁ…
前後のシチュエーションは基本どうでもよくて、ただキャシー・ベイツに執拗にされる話を撮りたかっただけとしか取れなくて、個人的には、まぁ言うほど衝撃ではなかったです。
やっぱ映画は公開当時に見ないとねー。
もっと頭おかしいやつが出てくる映画があるから、耐性ついちゃったんだろうな。
キャシー・ベイツといえば、自分が印象に残ってるのはタイタニックのあのおばさんで、やっぱ良い人なのよ。