リッジスカイウォーカー

ミザリーのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ミザリー(1990年製作の映画)
2.5
スリラーの傑作と言われていたのは知っていたんですが、なんか怖そうなんでずっと見ていませんでした。

ストーカーの先駆けみたいな感じでしょうか。

ファンの熱量が高まり、妄想が膨らむと、私の言うこと聞きなさいよ!!とトチ狂う人はいそうです。

そんな人に目をつけられたらこうなっちゃうよ、ということを見せてくれます。

が、基本的にキャシー・ベイツの役所は優しい人なんではないか?と思ってしまってしょうがない。


そもそも助けてるわけですしね。
24時間看病もして。

あの薬がなんなのかわからないですけど、足もちゃんと治ってますし。
(中盤でハンマーで殴りつけるシーンは呆気に取られましたが…)

元を正せばあんな吹雪の中を、結構なスピードを出して、チェーンもせずに坂道を下ってるのがおかしくない?

もう冒頭が違和感で、なんで天候の回復を待たなかったのか。

待ってればこんなことにはならなかったはずですよ。

もうちょっと必然的にキャシー・ベイツに追われる感じだったら良かったなぁ。


結局命の恩人を殺してるわけだからなぁ…

前後のシチュエーションは基本どうでもよくて、ただキャシー・ベイツに執拗にされる話を撮りたかっただけとしか取れなくて、個人的には、まぁ言うほど衝撃ではなかったです。

やっぱ映画は公開当時に見ないとねー。


もっと頭おかしいやつが出てくる映画があるから、耐性ついちゃったんだろうな。


キャシー・ベイツといえば、自分が印象に残ってるのはタイタニックのあのおばさんで、やっぱ良い人なのよ。