[pickup再レビュー]
記憶上人生で初めて見たホラー映画
サイコスリラーとして典型的だが、だからこそ最も怖く、最も見応えのある映画。
人気作品「ミザリー」の作者ポールは雪での事故で重傷を負ってしまう。
偶然彼を助けたミザリーのファン、アニーが実はとんでもない女性で…
"コメディ"と"ホラー"は表裏一体。
主人公の看病をし始めた時の彼女は少し行動がおかしく、映画自体もその事を面白おかしく映していた。
しかしその「可笑しさ」が「怪しさ」に変わるのは不思議なほど一瞬で
「可笑しさ」を知っているから「怪しさ」の恐怖が増していく。
とにかくキャシー・ベイツの怪演が恐ろしく、初めて見たのは10年以上も前なのに全てのシーンを鮮明に覚えていた。
結末がどうなるのか、全て把握しているのにも関わらずハラハラするし
顔を歪めてしまう程恐ろしいシーンもある。
サイコスリラーとして満点。全てのシーンがアニーの恐ろしさを演出するためのシーンであり、無駄なシーンが全くない。
個人的サイコスリラー映画2位です。
(一位は羊たちの沈黙)
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[この映画のBest俳優]
キャシーベイツ
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆