えいがドゥロヴァウ

ミザリーのえいがドゥロヴァウのレビュー・感想・評価

ミザリー(1990年製作の映画)
3.6
車の事故によるケガで身動きが取れなくなった小説家ポールと
ポールを車から救い出して自宅に監禁する熱狂的ファンのアニー
アニー役のキャシー・ベイツのウザさが爆発
ハマりすぎていて素直に腹が立ちました
急にブチギレて
「ごめんね、癇癪持ちで」なんぞと謝って
またブチギレる
自分が監禁しているくせに
「食事もあげて着替えもしてすべての世話をしているのに感謝の気持ちはないの?」とキティガイ発言
タチの悪い命の恩人
対するポールはずっと穏やかで冷静
脱出はことごとく失敗するのだけど
眉をハの字にした凹み顔が笑えてしまいます
愛嬌があって応援したくなりますね

保安官のおじいちゃん(とその奥さんも)が良いキャラ!
カウボーイハットおじいちゃん繋がりでデヴィッド・リンチの『ストレイト・ストーリー』を久しぶりに観たくなりました
…と思っていたら
繋がりも何も、同一人物!笑
(リチャード・ファーンズワース)

総じてロブ・ライナー監督の人の良さが滲み出ているサイコスリラーでした
『スタンド・バイ・ミー』や『最高の人生の見つけ方』の監督です
スティーブン・キング原作