勝五郎

次郎長三国志 第三部の勝五郎のレビュー・感想・評価

次郎長三国志 第三部(1964年製作の映画)
4.8
前作で小川武一を演じた近衛十四郎と言えばテレビシリーズの素浪人月影兵庫、そして素浪人花山大吉…そのシリーズで焼津の半次を演じていたのが品川隆二!

私ゃこの品川隆二の焼津の半次が大好きだったんですよ、素浪人花山大吉の主題歌が北島三郎の「浪人まかり通る」なんだけど、そのB面こそが劇中歌だった品川隆二の「風来坊笠」…
〽️むこぉいきなぁらぁ焼津の半次ぃ〜
って、あの歌です。
この曲はCDになってないんですよねぇ。
もちりん、あたくしゃこのドーナツ盤持ってますけどね(ドヤ顔 笑)。

あ、脱線。

次郎長三国志の3作目。
次郎長一家もぐーっとかたまってまいりました。
「大きな喧嘩は大政だが、小さな喧嘩は小政にかぎる」そんな広沢虎造の声が聞こえてきそうだが、里見浩太朗の小政がいよいよ出てきます。
品川隆二は追分三五郎。石松とのコンビも堂に行ってます。

後の保下田の久六も力士の八尾嶽で先ずはお目見えです。
映画は実に見応えあり、さらに4作目へとなだれ込んでいきます。

いざ、甲州へ!
勝五郎

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