甲子園の魔王

となりのトトロの甲子園の魔王のネタバレレビュー・内容・結末

となりのトトロ(1988年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

子供達用に家族がBDをプレゼントしてくれて、幼少期以来の視聴。

子供の頃みたときはそんなにハマんなかった(『もののけ姫』とかの方が好きだった)記憶があるんだけど、今観るとちゃんと面白い。サツキもメイもそれぞれ子供らしさがあって可愛い。普段しっかりもののお姉さんをやっているサツキの、おかあさんに髪をとかされてる時のあどけない表情とか、学校にきちゃったメイの涙痕がのこった真剣な顔とかね。

いっしょに付いてたブックレットによると、『アルプスの少女ハイジ』を作ったあと宮崎駿のなかにあった「日本を舞台に日本人版のハイジを作りたい」というおもいが本作の起こりらしい。そう言われてみると確かに日本版ハイジのポジションにしっかりおさまっている。ジブリの顔やるだけのことはある。

あとやっぱりcv日髙のり子の女の子が好きだ!!


余談ながら、一緒に観ていた子供達はOPの「さんぽ」をいっしょに歌っていた(というか、視聴して以来ことあるごとに歌ってくる)。
未就学児の娘は俺より先に観ていたようで、サツキとメイの家をみて「こんなかまっくろすけすけでしょー!!」とか、下校中に雨がふってきたのをみて「あなあいてるカサくれるってよ?」とか、直後の展開を真横でネタバレしてくるし、2歳の息子はギャン泣きのメイを見て「what…what this…?」とか言ってた。
…楽しんでくれたようで嬉しいよ俺は。
甲子園の魔王

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