久々に見たけど、私の目線はもう「親」側なんですよね…
10やそこらの小さい子たちが気丈にやってるのも、お母さんのことであんなに一生懸命になるのもとにかく切ない。お見舞いのシーンが一番泣きそうになってしまった。お化け屋敷の会話とかさつきちゃんの嬉しそうな顔とか見てると、己の子供とはいえ、ある種他人にあれだけ並々ならぬ想いを抱かれる存在である「親」マジですごいな…と思った。一生なれる気がしない…
あとメイちゃんの言動の一つ一つが本当に幼児のソレで驚いた。「メイ、怖くないもん！」「トウロモコシ」「明日？」とか、他にもさつきちゃんが泣いているのをジッと見てるところとか。最近見たジブリがナウシカとかもののけ姫みたいな世界のあるやつだったから、トトロみたいな”人間寄り”の作品を改めて見ると、やっぱりジブリの良さはアニメーションと思えないくらい緻密な人間描写だなあと思うのであった。
引越しのシーンから始まり迷子の夕焼けまでずっと薄い絵具で下地を塗ったように夏の空気が流れているのも、土の道を走る音やさつきちゃんが枕に倒れ込んだ時の小豆の擦れる音も、全部よかった。
やっぱり劇場で見たいよな〜〜〜〜！！！！
この夏、ジブリ作品の”真の姿”を知ってしまった身としてはテレビじゃもう物足りないよ…スクリーンで見せてくれ〜〜〜！！！！！！！！！
