るる

メメントのるるのレビュー・感想・評価

メメント(2000年製作の映画)
4.4
逆再生映画といえばいいのか
結末から始まって何故そうなったのか?と見ながら視聴者が謎を解いていく作品

メメントというタイトルの通り「記憶」がキーになります
主人公は記憶が10分しか持たない障害を持っていてその記憶を思い出せるように場所や人物をポラロイドカメラで撮影しフレーム(白い部分)に名前や特徴を書いています

主人公は過去に妻を殺されたという経緯を持っていてその犯人に復讐するために生きています
身体にはポラロイドと同じく忘れないように犯人に関することを刺青として残しています

主人公ごとく「人間の記憶は曖昧だが記録は正確なもの」とのこと
なるほどなー!たしかになー!と思う言葉なのですが…
最後で観ると人間の怖さと哀しさを感じます
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