冒頭のポラロイド(懐)がだんだん消えていって…あれ？おかしいなと思うと時間が逆行していることに気づく。
クリストファーノーラン節が冒頭から大爆発。
彼の原点がここにあるのか…！と、
本編とは別の意味で感動しまくりの一本。
時間の逆行(TENET)、
モノクロとカラーで繰り返される過去と現在(オッペンハイマー)、
暗めの雰囲気(ダークナイト)、
妻を亡くした夫(インセプション)…
これで確信したけど、ノーラン作品は
ノーラン作品みたいに時系列逆行して見ていった方が面白いんだなあ…
今度オススメするときは「最新作から逆に見ていって！」と言うことにします。
原点ということもあってギミックは面白いのだけど、シーンの切れ目が細かすぎてちょっとダレていた。
1.5時間くらい見たかな〜と思ったらまだ50分くらいしか経ってなくて、こっちも時空がバグったw
最後のモノローグでビャッ！とまとめた感じもある。
時系列はぐちゃぐちゃだけど笑、作品としてのブラッシュアップは作品を追うごとにされていて、そこが監督としての凄み。
でも3年に1回くらいはオリジナル作品で時系列ぐちゃぐちゃにならないやつも…見たいな…。
