ユナマリア

顔役のユナマリアのレビュー・感想・評価

顔役(1971年製作の映画)
5.0
勝新が初めて監督を務めた作品。

いわゆるギャング映画なのだが、やはり勝新が監督故、とにかくアバンギャルドな描写が盛り沢山。

非常に癖があるのだが、その全てが美しくてインパクト大だった。

物品を探す様子を手持ちカメラで映したり、車の事故場面を直接映さず、しかもフロントガラスが割れる絵で表現するあたりは天才的とも言える。

賛否両論だとは思うが終わり方も大好きな一作だった。
ユナマリア

ユナマリア