教育ビデオかな?
まず絶対的に僕とハリウッドの相容れない部分が、世界は崩壊していますが主人公達は助かり好きな女とも良い感じなのでここで中継を終了します!で映画を終わらせて良いと思ってるかどうかである。北半球の先進諸国が氷河に閉ざされ、途上国に大統領自身を含め大量の人間を難民として受け入れてもらわないと立ち行かない状況で、これから起こる政治的パワーバランスの激変やいずれ確実に起こる難民と現地民との軋轢問題など想像するだけで頭痛くなる問題だらけだと思うのだが、氷河のNYからヘリで助け出された主人公が狙ってた女を無事落とせたことを見届けて微笑む父親…でエンドロール…これをハッピーエンドと呼べるものか!舐めんなよ!
2004年といえば僕の記憶では温室効果ガスとかオゾンホールとか環境問題について盛んに議論されていた時期だと思うので、そのシミュレーション教材番組だと思えばまあ良さそう。津波の描写とかも東日本大震災に通ずるものがあったと思う。
狼と犬連れホームレスと病気の男の子のクダリ全部何だったんだ…。
なんか映画としても面白さより教材的意義が勝っている気もする