える

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のえるのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

意外にも面白かったかも

蘭姉ちゃんが人間のままエンディングを迎えて思わず涙がこぼれた。

その代わり平次が人間辞めてた。調べてみたらセスナの速度は180km/hらしい。その風圧を受けながら何の支えも無く二足で直立してチャンバラをするって並大抵のことじゃない。

今作大変嬉しいことに、古き良き劇場版コナンに近い「謎解き」に重きを置いた作品となっている。

かといってアクションがおろそかになっているわけでもない。スケボーでロープウエーのロープの上(激ウマギャグ)を爆走することはもう物理の教科書に「可能である」と書いたほうが良い。

ただ、第二次世界大戦中に開発されたという"新兵器"で、現代のパワーバランスに影響が出るようなものは逆に想像つかなかったので、登場人物もれなく全員が何を必死にそんな探してるのか理解できなかったし、最後のオチもでしょうねとしか思えなかった。言うなれば平賀源内が発明した江戸中がひっくり返ると言われるからくりを探し出してIT業界に革命を起こそうと思っているぐらいの違和感。もしコナン本編に出てきたら「80年前の"新"兵器ねぇ…」とか言いながら呆れ顔のコナンが1コマ描かれて終わるレベルの話。

まじっく快斗に特に思い入れは無いが、おまけぐらいの軽さでまあまあとんでもない情報ぶち込んできてて困惑した。

青山剛昌版ゴールデンカムイって感じ
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