夏の間に30本映画を観なければいけない。1作目はこれだ。夏の定義はなんなのだと思う人もいるだろう。あえて言おう、俺が1作目を見た瞬間から夏は始まる。
というわけで、ミスター・ビーンを観たわけだけど、昔はテレビシリーズをたくさん録画して観ていたものの、その時に感じる純粋な笑いと今回とは違うもののように思えた。
それは、TVシリーズと映画の壁なのか、成長して行く過程で変わった価値観なのかはわからないし、どちらでもあってどちらでも無い可能性もある。安心して観れるという意味では今も昔も変わらないのだが、何を面白いと思うかは変わったのだな。
カンヌで大迷惑というタイトルは間違ってないけど、カンヌに行くのは後半のちょっとした時間だけ。カンヌどころではなくいろんなところで迷惑をかけまくってる。
ストーリーは、さすが長編になるだけあってしっかりと作られていて、コメディとして笑えるところもたくさん。
個人的には、この歳になっても青春してるようにみえるビーンがかなり好き。この映画でもやってることはハチャメチャだし、一般的にはバカなことばっかりやってるけど、旅行を素直に楽しむこの姿は見ているだけでハッピー。
あと、大学にちょっと変わったやつがいて、スペクターって呼ばれてるんだけど、かなりビーンに近い気もする
