うどん

花籠の歌のうどんのレビュー・感想・評価

花籠の歌(1937年製作の映画)
4.2
9/25@神保町シアター

とんかつ屋の看板娘に舞い込む縁談。

田中絹代、朝観た作品とのギャップにやられる。20年の重み!

若き佐野周二は日本人離れしたカッコよさがある。涼しい瞳に学帽がよくお似合い。
彼の学友で何かと頼りにされる笠智衆は当時既に30過ぎ。後年老け役が多くなるけど、意外と童顔だと思う。

台詞からして妹・高峰秀子は作中でも子役をやっているのだろうか。
「いつんなったらスターになれんだろうな~?」という台詞にフフっとなる。

冒頭、空撮からの東京の街並みが華やか。
戦火でどれだけの建物が失われたのか...
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