花籠の歌の作品情報・感想・評価

『花籠の歌』に投稿された感想・評価

笠智衆はこの時点で既に、「御前様」となることを予告されていたようなものだ。

田中絹代が布団を畳む。三回連続。映画がジェンダーを表示するのでなく、ジェンダーが映画を構成してしまうことになる瞬間。

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父河村黎吉が経営するトンカツ屋は、看板娘田中絹代と華僑系李さん徳大寺伸の腕で大繁盛していたが、田中が学生佐野周二と結婚して跡取りになると、失恋した徳大寺が去り店が下火となった銀座物語だが、五所平之助…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1930年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1937年製作で、銀座で評判のトンカツ屋『港屋』を舞台に描いた人間ドラマ⁉️

2023年1,836本目
佐野周二はともかく笠智衆の学ラン姿が見もの。掃除のためにテーブルの上に載せてある椅子を下ろすという動作が何度か出てきて印象に残った。
一

一の感想・評価

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笠智衆が学生服着て登場したときには何の冗談かと思ったけど、野暮天坊主キャラがハマっている。初めから惚れあっている絹代×周二より、失恋した挙げ句ひとり寂しく去っていく李さん(徳大寺伸)のほうが気になっ…

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銀座にあるトンカツ家を舞台と看板娘の洋子周りの恋模様、そして人間模様をコメディを交えて描いてる。
映像的には正直あまり印象は受けないが序盤の戦前の銀座の町並みはたぶん個人的に記憶に残ると思う。ちゃん…

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Jaya

Jayaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

銀座のとんかつ屋の湊屋の看板娘洋子と学生小野がくっつくのを中心にした群像劇。歯磨きはクラブらしい。

銀座の夜景はセットなのだろうか?最早見分けが付きません。人が惹きつけられる場所としての東京が描か…

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うどん

うどんの感想・評価

4.2

9/25@神保町シアター

とんかつ屋の看板娘に舞い込む縁談。

田中絹代、朝観た作品とのギャップにやられる。20年の重み!

若き佐野周二は日本人離れしたカッコよさがある。涼しい瞳に学帽がよくお似…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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トンカツ屋の看板娘の結婚をめぐる騒動のお話。あまり心に響かなかった。

笠智衆が若い。

以前観たはずだが、全く忘れていた。
銀座のトンカツ屋が舞台、腕の良い料理人(徳大寺伸)と愛嬌のある看板娘(田中絹代)がウリの繁盛店。
佐野周二は川島雄三の「とんかつ大将」というのもあり、記憶がごっち…

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