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花籠の歌のADULTVIDEOMANのレビュー・感想・評価

花籠の歌(1937年製作の映画)
4.7
笠智衆はこの時点で既に、「御前様」となることを予告されていたようなものだ。

田中絹代が布団を畳む。三回連続。映画がジェンダーを表示するのでなく、ジェンダーが映画を構成してしまうことになる瞬間。

あといろいろと技法への新しい取り組みがなされてるな、って思う。

といった点を総合してめちゃくちゃ面白い。
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