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屋根裏部屋のマリアたちのOのレビュー・感想・評価

屋根裏部屋のマリアたち(2010年製作の映画)
4.0
これ何時代の話なんだろうと思うことが多々。フランスとスペインの関係とは。昔ながらの情景や温かみのあるセット、画質がとても良い。

不当な扱いを受けながらも生き生きと仕事をこなすマリア。意思が強く何事にも屈しない。見ていてとても清々しい。6階に暮らすメイド仲間のおばさんたちもいい味。いい表情。常に楽しそうなのが良い。誰もくよくよしてない。
ご主人、本当の自分と良き友人を見つけて人生を楽しみ始める躍動感。幸運。

わたしたちにも6階が必要ねって奥さんが愚痴をこぼすように話てて、切なくなる。これといって急展開があるわけでもないけどじんわりといい気が入ってくる。気負わず観れる。
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