グラビティボルト

復讐 THE REVENGE 運命の訪問者のグラビティボルトのレビュー・感想・評価

5.0
死体安置室の美術に驚く暇もなく
黒い影を背負って「過去が歩いてくる」シーンにはド肝を抜かれる。
なんとなく西部劇っぽいと感じるんだが、六平直政をはじめとした犯罪者三人兄妹が現れてからは「悪魔のいけにえ」的なニュアンスさえ漂わせる。
また狭い画面を活かしたシーンも多い。二人が向き合って撃ち合う画も距離感が掴み辛い不気味さに満ちてる。
その距離を踏まえてのラストのガチンコにはやはり燃えた。