カタパルトスープレックス

マッチスティック・メンのカタパルトスープレックスのレビュー・感想・評価

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)
3.4
マイケル・ベイ監督の薄っすいニコラス・ケイジ(『ザ・ロック』)を観た後に、濃いいニコラス・ケイジを観たくなって選んだ作品はリドリー・スコットのコメディー作品でした。

コメディーなので特にテーマらしいものはありません。

ちょっとおかしい人を演じさせたらニコラス・ケイジの右に出る人はいないですよね!今回は病的に潔癖症の詐欺師。ちょっとした仕草がオカシイ。しかし、今回は詐欺の相棒フランクを演じるサム・ロックウェルも娘アンジェラを演じるアリソン・ローマンもいい仕事をしています。主要人物のキャラが全部たってる。これはさすがリドリー・スコット監督なんですかね。

ストーリーは残念ながら全部読めてしまいました。半分くらいでオチがわかっちゃった。これは意図したところじゃないと思うのでマイナス点ですね。まあ、前半で謎解きのヒントを提示するのが優れたミステリーの条件ですから、これはこれで優れたミステリーなのだと思います。ボクの推理力が上回っちゃっただけなのさ(ふふふ)。