チーズマン

影武者のチーズマンのレビュー・感想・評価

影武者(1980年製作の映画)
3.6
武田信玄の影武者の話、史実を全く知らない人も観やすいと言われたらそうも言えないかもしれない。
予想外に笑えるシーンが多くこれはお家のドタバタを描く映画かと思ったら、さすが合戦シーンの迫力は凄かった。
あとモノクロ映画を撮ってた人だからか、影の表現がすごいかっこ良かった
影武者の頑張りや重臣達の支えもあって武田家を保っていたのが最後は、勝頼の先走りもあるけの長篠の合戦での織田軍の近代戦闘に大敗して崩れ去るシーンは、前半のドタバタが笑えただけになんとも虚しいようなあっけないような気持ちになった。
敗けた後の武田軍の馬や屍体や旗が辺り一面見渡す限りに広がっている様子が延々と映されるシーンは呆然としてしまった。

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チーズマン

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