とてもシンプルな受け取り方をすると、システムのアップデートとハッキングについて擬人化してわかりやすく説明します、カッコいいアクションも入れてます。という映画。
マトリックスは定期的なアップデートを行う必要があるシステムであり、そのためのデータが歴代の救世主。マトリックストリロジーは6代目の救世主であるネオの出現とネオによるアップデートの話。
10代のころは血みどろ戦争映画とスーパーマン化したネオとスミスの戦いにしか見えず、よくわからなかったと言うのが正直なところ。今観るとすごく楽しい。
最終章で肝となるネオとスミスの陰と陽の関係性。
ネオがアノマリーとしてマトリックス内のコード書き換えを理解し全能になるというのは機械も想定の範囲だったが、スミスの暴走に関しては手をつけられなかったことで人間と機械の和平交渉の条件に挙がる。