これが2005年のミュージカル作品だなんて。今でこそ当たり前のテーマだからこそ、逆に薄っぺらく感じるひとも多いとは思うけれど、これが2005年の作品、今でこそもっともっともっと、
最注目されるべきだと思います…!
まず、もう、歌が良すぎる。
この歌聴いただけでこれから感動の想いがこみあげてきそう。
映画の1番初めに聴く時と、最期エンドロールで聴く時と、また感覚が違うんだよなぁ。
そして、題名。
"rent"。絶妙。うまい…。
この映画のメッセージが一言に表されている気がして、観る前は特に思わなかったけれど、観終わった後思い返して、なんていいネーミングなんだろうって感動しました。
こんなに9割がた歌で繰り広げられるミュージカルは初めて見たかも。
LGBT、貧困、経済格差、マイノリティ、いろんな社会問題を取り上げつつも、ミュージカル、歌で、いい意味で心が苦しくなりすぎなかった、
でも、まさかの。
ラスト30分。大号泣だった…。
愛はお金で買えないって、今ではよく言われる言葉だけれど、言葉にすると陳腐になるけれど、まさにほんとにそうだよなぁって。
人生、今を大切に、大切な人を大切にしようってすごく思いました。
愛。人生。社会。
最後、みんなを映したドキュメンタリー映画で、
みんなのとびっきりの笑顔を映し出していたのが、余計に号泣。
これは本当に名作だな。
あなたは、何で1年をはかるの?
また観よっと