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RENT/レントのhoshikazukanjoのレビュー・感想・評価

RENT/レント(2005年製作の映画)
4.0
名曲Seasons of loveが2回、マッシュアップで1回、エンドクレジットで1回という惜しげもない使われ方。歌詞にも1年が「52万5600分」という単位で表されるように、目の前のこの瞬間を必死に生きる姿が描かれる。エイズの治療法がまだ出ていない時代の、都市での生活に苦しむ芸術家たちの生きた証。作曲家ジョナサン・ラーソンの自伝的ミュージカル『チック、チック、ブーン!』でもそうだったけど、(病気や支払いの苦しさから)明日生きれるか分からないという、時間を感じさせる焦燥感がある。『レント』では、ただ時が流れていくのに身を任せるのではなく、愛で時(季節)を数えるの、すごく心打たれるし、こういう風に生きていこうと私も思ったものです(seasons of loveは私のオールタイムベストミュージックでもある)❣️
ちなみに3分に1回くらいの頻度で歌を披露してくれるよ(歌で時を数えるな────)
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