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かなりアクション多めで、「ベビわる」にしてはギャグが控えめに感じた。バカ笑いしたい人には物足りないかもしれないが、『ジョン・ウィック』的な硬派なタッチが好きな人にはむしろハマるかもしれない(とはいえそ>>続きを読む
山中瑶子のことだから、きっと今回も切れ味鋭く仕上げてくるだろうとは予想していたものの、観てるだけでエネルギー消費しそうなスーパーアグレッシブ映画だった。河合優実の演技を観たのはおそらく初なんだけど、く>>続きを読む
『ロシュフォール〜』や『シェルブール〜』とはまた違う、サイケでヒッピーなこの手の美術もモノにしてしまうドゥミ。カラフルの国のキング────
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かなりロメール。音声だけが始まって映像はクレジットだけであったり、TikTok用にダンスを踊ってる2人を見つける女の子のカットが入ったりとか、作り自体がもうロメールだなと思った。たぶんギヨーム・ブラッ>>続きを読む
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1作目の内容全然覚えてないけどなんとなく好きじゃなかった記憶だけはあるんだが、想像以上に2作目が沁みたのは私が色々な経験を経たからでしょうか…??
ひとつの感情が独立するんじゃなくて、繋がっていくもの>>続きを読む
ルックバックってそういうことか!💡
誰かが自分にかけた言葉って、良い内容でも悪い内容でも、その後の人生で何度も思い出す。良い言葉はずっと支えとして残るものだよなぁ……
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久しぶりにフランス映画らしいフランス映画観れて大満足…。シャブロルが得意そうなドロドロサスペンス。正直、もっと端折って良いところあるのでは?3時間近くかけてやることか?と思っちゃったけど、そんなのは無>>続きを読む
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夢オチなんだけどイラッとしないのは明らかに映画監督が不自然な存在として出てくるからだろうか……
夢と潜在意識ってどれだけ関係しているんだろうね…
夢は頭より本心を暴いてくるから怖い。
どれだけ今の自分>>続きを読む
『ティーン・ピーチ・ムービー』のイメージがいまだに強いマイア・ミッチェル。ヴァネッサ・ハジェンズやセレーナ・ゴメスが『スプリング・ブレイカーズ』に出演したとき並みのイメージチェンジ。でもどういうわけだ>>続きを読む
ペニスで爆笑できる感性の人には面白いと思う。個人的には、ファーストビュー()こそ面白いものの、それ以降はペニスネタだけで笑いを乗り切ろうとしているのがあまりに冗長すぎた……。“マイリー・サイラスをこん>>続きを読む
利便性や治安の良さとかではなく純粋にその土地に愛着があるというのは、その場所で暮らす立派な理由になる(ということに最近ようやく気がついた)
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これ客観的に見るの難しすぎる。追いかけるより自分の立場が脅かされるかもしれない状況の方がしんどいし、誘惑するより誰かの心をずっと自分のところに引き留めておくことの方が努力が要ると思うからこそ、アーサー>>続きを読む
ありえないくらい泣けて鼻がカッサカサになってる。赤と青で構成されたタイポグラフィ、横パン、ぶつ切りされる音楽などなど随所にゴダール『アワーミュージック』を感じるし、人々が不自然に静止して並ぶ様までオマ>>続きを読む
オールナイト上映の最後に観たい空気感ある作品。ドラマはあるけど、長尺なのもありゆるやかに時間が進んでいって、ふわっと終わる。映画館を出たあと爽やかな朝の空気吸って「あ〜なんか変な映画だった笑」という気>>続きを読む
最近バレエにハマりつつあって、ついこの間も谷桃子バレエ団の「白鳥の湖」にいたく感動したばかりだったから、何年も後回しにしていた『ブラックスワン』ようやく鑑賞。何といってもナタリー・ポートマン。技術では>>続きを読む
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公開当時に観ていれば素直に受け止められたかもしれないけど、いかにも「現代用語としての“エモ”」(not音楽用語)をありがたがるサブカル層が好みそうな絵柄、ストーリーだなぁと思いながら観ていた。『花束み>>続きを読む
サメ映画やゾンビ映画などパニック系が好きな人には是非観て欲しい良作。フランス映画だけど、クレジットの入れ方すべてにアメリカ産のエンタメ映画を感じる。音楽の使い方もMCUでありがちなヒップホップだし、「>>続きを読む
個人的には“男性の筋肉”にほとんど興味ないから、正直そんなにハマらなかったけど、ラストのダンスシーンにはしっかり魅了された。おまけ程度でしかないのに本編と並ぶ(いや、それ以上かも)印象深さ。
軍隊シ>>続きを読む
クィア映画出演に定評のあるアナイスさん最新作。刺激を求めるBunkamura有閑マダムにぜひ観てほしい官能映画。ラブシーン中に管楽器鳴り響く音楽流れるのちょっと面白い。たびたび名前の出るギリシア神話の>>続きを読む
ピクサーにしてはベタで王道すぎる短編。
でもこんなんでも泣いてしまうんよね……泣
覚悟なく動物の命を預かる人間がムリすぎる。
日本が舞台で言葉も日本語のはずなのに、まったく日本感ないからやっぱり監督が誰かって作品にもたらす影響デカいんだな〜と思った。あと私のおじいちゃんも墨田区在住の清掃員だから、重ねて見ずにはいられなかった>>続きを読む
ゴダール好きと言いつつ実は私にとってこれが「ゴダールの新作を映画館で観る」という貴重体験の最初で最後となった。私のFilmarksの★は感情なので、★5いかせていただきます。存在しない映画の予告編とい>>続きを読む
ASMR映画だし、時代劇でありながら絶対にその時代にはない音楽をBGMとしてつけるあたり、いかに語るかではなくいかに録るかに全振りしてるところに好感持てる。自然を撮ってたらそこに人間ドラマが映ったくら>>続きを読む
コクピットというタイトルをみて、素直にパイロットの話かと思いきや、ラッパー達のドキュメンタリーだった!いやたしかにコクピットに見えてくるわ…。素人にはひたすら繰り返されるビートの差分を完全に理解するの>>続きを読む
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序盤は「教材ムービー」みたいに思えて焦ったかったけど、髪を切るにあたってのナチュラルな可笑しみとか、山添さんの顔つきが変わっていくグラデーションの丁寧さが良い。『ケイコ〜』公開時、ユリイカでの三宅さん>>続きを読む
いままで三宅監督の作品(まだ全部見れてるわけではない!)を観ると「私と違う人の話」という感じで共感はおろか敬遠してきたところがあるのだけど、いまようやくその理由が分かる気がした。私はすっかり資本主義に>>続きを読む
前作と作風が似すぎていて、主人公がどちらもショートカットだったのもあり、続編かと思いながら見ていた。続編ではありませんでした。
いつもの通りショットのひとつひとつが綺麗なのでそれだけで「良い映画」の>>続きを読む
想像以上に良かった。一番のときめきシーンは、ぱっと見は温厚で普通のおじさんなんだけど、自室(事務所?)のインテリアがすべて真っ二つになってるところ。
ティム・バートン『チャリチョコ』好きとしてはその前日譚かのように宣伝したワーナーのことまだ許してないけど、ジョニデとシャラメは全然タイプ違うだろとも思っていたから別物と知ってかえって観る気になったよあ>>続きを読む