Tick, tick... BOOM!を見て、こちらの曲も聞きたくなり久しぶりに映画版を鑑賞。
曲が好きだから、MVとして機能していて見応えのあるビジュアルも多くてありがたい。
イディナ・メンゼルなど舞台キャストがカムバックしているファンサービスも嬉しい。
それでも映画作品として好きかかと言われると微妙。
円盤化された舞台映像の方への思い入れもあって、ここは違うだろと思う箇所が多い。
特にロジャーとミミが解釈違いに感じる。
重要なシーンやニュアンスが無くなっていて、こんな話じゃない感がある。
ジョナサン・ラーソンや目撃者の我々の投影ともいえるマークの後半ストーリーがほぼカットなのも、なんだかなという感じ。
私はマークが主人公だと思ってたけど…。
映画版ではキャッチーな歌唱シーンを重視したということなのかも。
脚本の人とあまり気が合わなかった。