このレビューはネタバレを含みます
年がいくと分かるな〜
この感じ、国は違えども、嫁との折り合が悪く、故郷に帰りたい、狭い家であれはダメ、これはダメと、窮屈な思いの毎日。
そんなに行きたいのなら連れて行ってあげたらと思うけど、毎日忙しくしてたら、1人息子にも余裕がないんだろう。
子供が出来ずに妻にも頭が上がらない、間に入るのもしんどいだろう。
家に帰りたいと言われても、もう誰も住んでなく年寄りのわがままとされるのも分かる。
バスを待つ夕暮れ、寂しいはずなのに心はウキウキする。
朽ちた実家、友達も亡くなり、しかし自然と思い出は残っている。
ラストの息子の車で帰る顔には色んな思いがつまってるんだろう。思うような老後をすごせないのは辛い。