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天地無用!真夏のイヴのmitakosamaのレビュー・感想・評価

天地無用!真夏のイヴ(1997年製作の映画)
3.0
これは確実に劇場で見てるが、ほとんど忘れてた笑
前作が天地の親に会いに行ったエピソードだったのに対し、今作は娘マユカが現れる。
とは言っても実の娘が未来から来たわけじゃ無く、過去に祖父と関わった魔物ユズハに送り込まれたものだった…という話。

前半は突如現れた自称娘のラブラブ攻撃に照れまくりの天地に、ヤキモチのリョウコというお約束なハーレム状態。入浴シーンみたいなベタもキッチリ抑えてるぞ。

魔物のユズハの陰謀で天地が狙われ、怪しんだリョウコがマユカに喰ってかかり仲違いになる。この辺の心理描写は上手い。

が、敵側のユズハがよくわからん。天地祖父と過去になんがあったのかはわかるが具体的な説明も無いし何に対して怒り何の目的で天地を襲うのかがアヤフヤなままなので感情移入しにくい。そもそもキャラが可愛くて男か女かすらよくわからん。

敵側にも理がある様に見えるのが売りな様だが、それが不透明なのが一番のネックだ。

あと、夏を舞台にクリスマスの思い出を絡めるというアイデアは面白いが、話にもう少しクリスマスのテイストを盛り込んで欲しかったな。

まぁでもed曲の真夏のイヴは良かったよ。
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