ジャン・ピエール・ジュネ監督によるエイリアンシリーズ4作目。
あれから200年後の2470年。リプリーが、人間とエイリアンのハイブリッドクローンとして復活し、宇宙海賊と共に再びエイリアンと戦う。
"Who are you?"
" I'm the monster's mother."
『エイリアン』の『ジュラシック・パーク』化。悲哀のモンスター映画。
Guilty Pleasure。エイリアンとリプリーさえ登場させれば、あとは何でもありみたいになってきた。強引な設定含めツッコミどころは多いが、楽しめるバカさ加減だった。記憶に残るシーンもいくつかあった。
めっちゃジャン・ピエール・ジュネ映画。黄色味がかった映像とか、個性的すぎるキャラクターとか、漫画みたいなオーバーリアクションとか、顔へのズームインとか、ぐちょぐちょねちょねちょのグロ描写とか。ロン・パールマンとドミニク・ピノンが出演しているのも。
シリーズに共通する"性"についてのテーマ。本作は、父親と母親。宇宙船のメインコンピューターの名前が"ファーザー"。リプリーが、"エイリアン・クイーン"の"マザー"、"ニューボーン"の"グランドマザー"となる。父親の義愛と母親の慈愛。ラストは少し切ない。
シガニー・ウィーバー。『エイリアン』(79)の製作費に相当する1100万ドルのギャラでカムバック。『エイリアン』シリーズに搾取されている感は否めないが、これだけ貰えれば頑張るか。笑
本作のベストシーンは、あのミラクルショット🏀で決まり。
泳ぐエイリアン。性行為を想わせるリプリーとエイリアンの絡み。ロン・パールマンの宙づりマシンガン。
字幕。「学習を教える」とは?
"I thought you were dead."
"Yeah, I get that a lot."
"I'm sorry."
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