リプリーがついにエイリアンに対しても母性を発揮していくのがなんかじんわり来る。冷静に考えると、なんかすごく歪んでるような気がしなくもないけど、それでもゼノモーフがリプリーを受け止めて優しく抱いて運んでいくところとかすごくしんみり来たな。
新たに産まれたエイリアンがこっちを観る時の純真無垢な目で泣いてしまった、なんで罪もない、ただ母に愛されたかっただけの子があんな無惨に殺されなければいけないんだ。
いよいよ人間ってあかんなってなると同時に、クローンリプリーとレプリカントの存在が、なんとなく人類という種族が頂点に立つ時代は終わったのだなと、ラストの地球を観ながら思っていた。
「人間はあんなに優しくないもの。」
ブラッド・ドゥーリフ、クイーンの出産解説の声めっちゃチャッキーだった。