胸糞映画界の巨匠、ラース・フォン・トリアー監督作品です。
トリアー作品は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」以来となります。
観終わった後の後味の悪さが嫌でずっと敬遠していたのですが、今回満を持しての鑑賞となります。
先ず冒頭から面食らいます。
舞台を思わせるような質素なセットで村の建物とかの区画や間取りはほぼ白線で表現されています。
その白線内で役者さん達はそれがあるかの如く演技していきます。
最初は凄い違和感を感じながらも段々と見慣れてきて役者さん達の演技に集中できてきます。
そして徐々に暗黒面を見せてくる村人達は本当に胸糞悪かったです。
不謹慎ではありますが、ラストはかなりスカッとしてしまいました。