生存率50％のガン宣告を受けた青年と彼に関わる人々との人間模様を描いた物語。この映画テーマは重いけど決して暗くならないところが良い。厳しい現実を突き付けられてもギャグをかまし鼻で笑い飛ばすところなんか不謹慎と思いつつも笑えてしまう。ナンパに出かけたら「ガンだって言えば一発ヤらせてくれるさ！」「50％なんてギャンブルで言えば勝ちだぜ！」なんて言う友達、もし自分だったらこんな友達に側にいてもらいたいな...と思ったり、自分に置き換えて友達や家族のこと、色々と考えさせられました。当初マカヴォイが演じると聞いて公開を楽しみにしていたこの映画。降板を知ったときは本当に残念だったけどジョセフで正解だったのかなと思いました。彼の笑顔が素敵でした。
