1960年4月16日3時1分前、君は僕といた
この1分を忘れない
香港を舞台に5人の男女が織りなす恋愛青春群像劇
自堕落な生活をするミステリアスボーイ
ヨディ（レスリー・チャン）
「夢で会おう」
甘い言葉で近づき
女を沼らせて
「僕は君にふさわしい男じゃない」
さっと消え去っていく…
典型的な女をダメにするタイプのモテ男！
そう、それがヨディ！
人と向き合うのが苦手
母の愛を知らずに育ち
愛し方がわからない
同じところにはいられない性分
ここではないどこかに自分を探してる
ヨディを愛する2人の女
地味系女子スーと対照的なダンサーのミミ
その女達を見つめる2人の男
ヨディの親友サブと警官タイド
じっとりと肌を湿らせる
汗、雨
艶めかしさ
独特の色彩
狭く暗い空間
閉塞感
ヨディの心を表しているよう
サッカー場の売店が信じられないくらい活気がないw
誰もいない、なんか怖い、、、
チッチッチッチッ 時計の秒針
コツコツコツ 足音
ジリリンジリリン 電話の音
、、、視覚と聴覚を刺激する
マンボ
密林とメロウなラテンミュージック
脚のない鳥の話
「地上に降りるときは死ぬ時だけだ」
クライマックス名台詞連発！！
「死ぬ時に何が見たい？」
『花様年華』を匂わせるトニー・レオン
役名 ギャンブラーw
ミミ役のカリーナ・ラウ
ミラクルひかるに激似
ぐーーーっと長回しからのパンッ！画面の転換だったり、覗き見してるようなアングルだったり、鏡の使い方がファンタスティック！！
派手さはないが、暗闇の中の電話ボックス
TELEPHONE
の黄色い灯りがなんか好き！
印象的だったのはヨディが手紙を読んだ後
バーンと開く扉
憂いを帯びた瞳
きゅるん
忘れられない１分
「人生は短い」
WKW監督長編２作目
この後、
続編なのか、じゃないのか『花様年華』観るか
年代順に３作目の『恋する惑星』観るか
迷っちゃうなー
