ゴールとスタートが同じってベタだがそれをゲートを使って体現出来てるのが巧いし面白い。
(小さい時にこのギミックを観て偉く感銘を受けたの覚えてる。)
全編歩行祭で歩きっぱなしだが生徒一人一人が悩みやわだかまりや謎を抱えていてそれを回想や世間話で観客に提示してキャラ達が満身創痍の中、取り繕う物が段々と剥がれていき修学旅行の様なノスタルジックな夜に順々に解けていく。
当時観た時には多部未華子や貫地谷しほりくらいしかわからなかったが今なら池松壮亮や柄本佑もシン仮面ライダー組がいるのが分かって面白い。
特にこの作品の柄本佑が一文字隼人の像の元になるようなヒーローキャラとして出てくるのが感慨深い。
スナフキンの様な実写とアニメのmixパートがよく出来てる。
距離と時間は同義、長距離を歩くという事で時間を物理的に踏み締めて移動できる。
時間やタイミングで解決できる悩みや蟠りを解きやすくしてくれる。
レッドソックスのキャップはRでなくBなんだよな。