たかちゃん

幸せはパリでのたかちゃんのレビュー・感想・評価

幸せはパリで(1969年製作の映画)
4.1
ローゼンバーグ監督が、名作『暴力脱獄』の次の作品で、初のラブコメ。彼がなぜこのような作品を撮ることになったのかは謎だが、ドヌーヴのアメリカ映画初出演ということが絡んでいるのかもしれない。本来ならブレーク・エドワーズ向きで、最初の1時間近いパーティシーンは、エドワーズの『パーティー』『ティファニーで朝食を』のパーティーシーンを彷彿とさせ、ローゼンバーグの新境地を垣間見せた。だが、彼は本作の後、『マシンガン・パニック』『新・動く標的』と、路線修復。コメディにもどることはなかった。
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