すっごいリアリティある映像。
ドキュメント観てる感覚です。
息子のお産中、不慮の事故で命を落とした妻。
主人公は残された3人の息子たちを抱え、哀しみを乗り越え逞しく生きていくというもの。
哀しみをぶっちぎる(吹っ切るより、この言い方がしっくりくる)かのような、礼拝堂?での歌のシーンがすごく良い。
男の、てやんでぇ!みたいな気質がよく表現されてる。
分からないけどイタリア人は、どこか、関西人に似ているのだろうか。
オープンで、キレやすく、たえず真っ直ぐで。
(彼のキャラクターのみか)
この映画のいい所は、哀しみが悲しくない所だ。
もちろん最悪の状況なのだが、
彼は、そして周囲の人間は、生を常に忘れない。
多少、都合がいい展開かなとは思うが、イタリア人で彼の性格なら、納得できる。
あと、音楽がめちゃめちゃイイ!!
エンドロールのカッコ良さ、ハンパない。
今まで観た映画の中で、ダントツにいかすエンドロールだわ!!