やすtea

我らの生活のやすteaのレビュー・感想・評価

我らの生活(2010年製作の映画)
3.1

すっごいリアリティある映像。
ドキュメント観てる感覚です。

息子のお産中、不慮の事故で命を落とした妻。

主人公は残された3人の息子たちを抱え、哀しみを乗り越え逞しく生きていくというもの。

哀しみをぶっちぎる(吹っ切るより、この言い方がしっくりくる)かのような、礼拝堂?での歌のシーンがすごく良い。

男の、てやんでぇ!みたいな気質がよく表現されてる。

分からないけどイタリア人は、どこか、関西人に似ているのだろうか。

オープンで、キレやすく、たえず真っ直ぐで。
(彼のキャラクターのみか)

この映画のいい所は、哀しみが悲しくない所だ。

もちろん最悪の状況なのだが、
彼は、そして周囲の人間は、生を常に忘れない。

多少、都合がいい展開かなとは思うが、イタリア人で彼の性格なら、納得できる。

あと、音楽がめちゃめちゃイイ!!

エンドロールのカッコ良さ、ハンパない。

今まで観た映画の中で、ダントツにいかすエンドロールだわ!!
やすtea

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