える

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのえるのレビュー・感想・評価

3.4
新劇場版シリーズ追っかけ中(3/4)

開幕から全力で美麗なアニメーションに惹き込まれる。いや〜、当時の友人達は劇場でこんな映像を観ていたのか…。そりゃ興奮するわなぁ。

相変わらずミサトさんは情緒がとっ散らかってる。『破』で「行きなさい!」って思いっきり背中押しとったやん!別人ですか?

14年という時間の中で確かに世の中がすっかり変わってしまうのはわかるけど、それにしても説明が無いと、誰が?なんで?どうやって?が気になりすぎて話がうまく入ってこない。

例えば、よく知る桃太郎のお話までが『破』だとすると。桃太郎は鬼を退治し、奪われた財宝を持って故郷に錦を飾りました。その14年後、100mを4秒で走る自慢のロボティクス義足と、地球忍術皆伝の証であるレーザー鎖鎌を携え、おばあさんの魂を保有する相棒のサメ型宇宙人と共に、銀河皇帝となった自らの肉親であるおじいさんと決着をつけに行くところです。て始まったのが『Q』て感じ。まだ文章なので説明しすぎちゃってるが、アニメだと義足なのか何なのかわからないけど、取り敢えず前作まで一応人間だった桃太郎が何故か当たり前のように高速移動している…感じ…。

まあ余談はそれぐらいにして、やっぱりストーリーの細かいことは抜きにしても圧倒的スケールの世界観とアニメーションの美麗さは目を見張るものがある。

しかし、現状もう使徒を倒せば人類は救われるとかそういう次元をとっくに通り越して、地球上に生物が住めるのかどうかな惨状が広がっているので、ここから入れる保険があるんですか?って感じ。人として生きるより補完されたほうがマシ。どう畳むのか続きが楽しみ。
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