このレビューはネタバレを含みます
我が劇場ではいつも本公開でもらうことが叶わず、辛酸を舐めてきた。
こればかりは我慢に耐えかね、職場の同僚とバイト君の3人で釧路まで遠征し、大人げなくコンボセットまでワイワイしながら買って挑んだのを思い出しますが、コンボセットに付いてた初号機フィギュアは何処へ…多分実家のどこかに眠っております。
初っ端から『巨神兵東京に現わる』短編でで唸りました。
CGとジオラマの見事な合わせ技と、林原さんによるザワザワくるナレーションに鳥肌です。
なんか酷評も目立つ本作ですが、私的には焼き直しではなくほぼ新しい展開に正直拍手でした。
ノーチラス号のテーマまるまんま使用したヴンダーの登場やら活躍。
ヴィレってなんぞや?何もかも新しい情報ばかりだし、トウジの妹サクラの登場やら、アスカのアイパッチの謎やら何これ何これの展開まみれ。
今まで以上に可哀想なシンジ君の孤独感は辛いとこだし、助けたと思っていた綾波がどうやら状況が違っており、目の前にいる綾波はどうやら別個体のようでそれがさらに見ていて辛い。
なんか14っていう数字好きよね。
14歳、14年。
相変わらずカヲル君はシナリオ通り犠牲になるわけだけど、オリジナルのように静止1分からの絶命描写の方が感情に訴えかけたかな。
どっぷりガチのエヴァファンではないので、難しいことはなんも語れないけど、Airまごころの焼き直しになるより、こうして新しい展開になってよりシンの感動巨篇へと繋がっていくわけなので、個人的には大満足でした。
エンディングの桜流しも非常に余韻を残すメロディで良かったです。