勝沼悠

ザ・インシデントの勝沼悠のレビュー・感想・評価

ザ・インシデント(2011年製作の映画)
2.8
 法を犯した精神障害者を収容する施設でコックとして働く売れないロッカー4人組。ある日、施設が停電。収容所は一転、入所者達が襲いかかる地獄絵図に。

 ありそうでなかった今まであまりなかった設定。
 雰囲気がしっかりしていて、モンスターが出ないのに怖い(というか人がモンスター)。まぁ、この雰囲気の良さはテンポがもっさりしすぎて退屈という側面もある。
 終盤にたたみかける残虐シーンとベタながら色々と考えさせるオチは悪くない。
 
 及第点は充分に満たしているのだが、もう一つ何か欲しい。
勝沼悠

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