終始、ガスがかかっているようなモヤモヤした世界観。
音楽、映像共に不気味でした。
負のスパイラルが渦巻きの様に色々な人を巻き込みのみこまれていく様子は、他人事の様に見えて自分のまわりにも少なからず居るような人だったり、自分がその張本人に気がつかずになってしまったりしていることに気がつく。
もちろん映画だしこんなに解りやすく行動にだしたりは現実味がないが、少女達のそれぞれの母親だったり小学校の先生達や保護者の人たち、生徒たちや、姉妹etc…。
客観的に見るとこの作品のなかに出てくる人達とは全員と関わりたくない。
が、そのような環境に自分が置かれた時、関わりたくない側の人間になってしまいそうだし、すでになったことがあったりして、落ち込んだ。
えっ？何気に教訓映画！？
