最初の10分くらいは正直ハズレかなーと思ったし、ヒロインなんて最後まで全然魅力ないし…ダメなところもあるけど、クリスチャン・スレーター演じる主人公、敵、富豪たち、それぞれキャラクターが立っていて、面白かった!
金持ちの根性叩き直す訓練シーンも楽しいし、誰が誰を倒すとか、誰が誰を助けるとか、死ぬやつにはふさわしい死に場所が用意されてるとか、予定調和だけど痺れる展開つるべ打ちのクライマックスが爽快。
「大金持ちにスリルを味あわせる的な娯楽はろくなことにならない」繋がりで、勝手に「サウンド・オブ・サンダー」とセットで観たんですが、こっちは思わぬ拾い物でした。