はるか

怪奇!血のしたたる家/ブラッド・ゾーンのはるかのレビュー・感想・評価

3.7
📀オムニバス・ホラー
監督:ピーター・デュフェル

英国のアミカス・プロ製作による4話から成るオムニバス・ホラー。
古めかしい一軒家を借りた人々が、次々と謎の死を遂げる。

第一話~出演:デンホルム・エリオット
ホラー作家が自分の書いている小説から抜け出した怪人に悩まされる。
ホラー作家のチャールズは、妻のアリスと一緒に古い屋敷に引越してくる。
チャールズは屋敷の雰囲気を気に入るが、彼が執筆する小説に登場するドミニクという名の絞殺魔が彼の前に実際に現れ、精神的に追いつめられていく。

・・・ミイラ取りがミイラ的なオチ。

第二話~出演:ピーター・カッシング
孤独な生活を愛する独身の中年紳士が蝋人形館で死んだ恋人そっくりの蝋人形サロメを見る。
男は蝋人形の事は忘れようとしていたが、訪ねてきた友人に無理矢理誘われ、再び蝋人形館に足を踏み入れてしまう。 
友人も同じく蝋人形に魅了され、一旦は帰宅するも人形の事が忘れられない友人は再度、蝋人形館に足を踏み入れるが。

・・・途中で先が読めてしまったが、不気味な話だった。

第三話~出演:クリストファー・リー
子連れの中年男性が引越してくる。子供は小学校低学年の少女。何故か父親は娘を学校に通わせることを嫌い、家庭教師を雇う。娘は何故か、異常に火を嫌う。
父親は娘を嫌っているというより恐れてる?この娘は一体?

・・・これ、一本の映画作れそう。面白かった!

第四話~出演:ジョン・パートウィー
映画スターの男が吸血鬼風のコートを手に入れる。
だが、夜0時になるとマントを羽織った者は牙が生え空中を浮遊し相手に襲いかかるという呪われたマントだった。
恐れた男はマントの秘密を共演者のカーラに話すが信じない。
男は仕方なくカーラの目の前でマントを羽織る。だが、何も起こらない?何故?

・・・これ、見た事あった。ずっと探してました!!
ちょっと意外な「どんでん返し」で、インパクト大。
共演者のカーラ役が美人さん。怪奇モノ風で面白かったー!

古典的なオカルト風。見応えがあり、凄い面白かったです。
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