○愉快に一言で紹介↓
スキあらば眼球を飛び出させようとするし、高い所に上がったヤツは例外無く突き落とされる映画。
○少しマジメに説明↓
人体破壊を丹念に見せてくることから、監督の目的はゴア描写そのものだと思われる。それらを寄せ集めてクトゥルフで味付けされた感じ。
○良かったトコ↓
冒頭のセピア色の雰囲気は素晴らしかったし、画家の狂気もらしくて良かった。現代編のド頭から、既に気のせいじゃないレベルで呪われているのもマル!
○不満なトコ↓
だが素敵なカットが幾つもあった割に全体の印象が薄い。ストーリーや人物の内面描写を放棄しているように見えるからだろうか?いっそのこと、もっと芸術映画寄りにして突き抜けた方が私は好きかも。
○総評↓
間違っても大作ではないし、ずば抜けた長所がある傑作でもない。ただ監督がホラー描写を本当に好きで、楽しんで作っていることは良く伝わる。ゴア多めの娯楽ホラー映画といったところ。