このレビューはネタバレを含みます
うーん、これではまるで三島由紀夫は死に場所を探しているような、振り上げた拳を下ろすところを探しているような、そんな感じに見えてしまうね。ホントにそうだったの?
彼の信念というものが描き切れてないし、伝わってこない。結局自衛隊が蜂起するように呼びかけた、ってことかな。
主演の井浦新がどうしても三島由紀夫のような豪胆な感じには見えない。腹を切るようにも見えないし、文学者にも見えない。、、ただのイケメン? 昭和顔じゃあないんだよ。
テレビドラマのような東大の全共闘、ちゃち! 実際のVTRを見てたので、全然迫力が違う、規模も、熱さも違う。セリフだけパクっても三島由紀夫にはならないんだ。
チープなんだなあ、全体的に。