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コッホ先生と僕らの革命のsanyaaanのレビュー・感想・評価

コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)
3.9
【サッカーで貧富の差や暮らしの違いも乗り越える】292

《感想》
ドイツ映画。
ドイツにおける「サッカーの父」と称されるコンラート・コッホを描いた作品。

事実に基づくとオープニングで注釈が出るが、大幅に脚色されたフィクションらしい。(Wikipedia)

優しい朗らかな映画です。
無駄を一切省き、必要な部分だけを映画内に取り入れた、分かり易い映画です。

最初から最後まで、和やかな雰囲気。
第一次世界大戦の前のドイツ、軍教育の様な体育授業だが、所々にユーモアを入れてあり、厳しい雰囲気も優しくしています。

サッカーを授業に取り入れる映画ですが
サッカーぼルールは知らなくても十分楽しめる映画です。

大切なのは一つ「フェアプレー」です。

サッカーが分からない方にも是非観て頂きたい作品です。

《物語》
19世紀後半、普仏戦争に勝利し勢いに乗る帝政ドイツでは、国民の反英感情が一気に高まっていく。そんな中、名門カタリネウム校にドイツ初の英語教師コンラート・コッホが赴任する。ほどなく生徒たちのイギリスに対する強い偏見と階級による露骨な差別意識に直面した彼は、授業にサッカーを採り入れ、生徒の自主性を引き出すとともにフェアプレーの精神とチームワークの大切さを教えていく

監督:セバスチャン・グロブラー
キャスト:ダニエル・ブリュール、ブルクハルト・クラウスナー、ユストゥス・フォン・ドナーニー

《こんな話》
・事実に基づく
・英語とサッカー
・貧富格差

《関連する映画》
・少林サッカー(貧困層のサッカー)
・ベストオブメン〜人間の最高〜(スポーツ)
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