ヒガシオオヤマトネコ

エレベーターのヒガシオオヤマトネコのレビュー・感想・評価

エレベーター(2011年製作の映画)
4.4
エレベーターに乗り込んだ職業も人種も歳も異なる9人(お腹の子も含めると10人)がエレベーターの中に閉じ込められ、世間話や文句を言いながらも救助を待つことに。しかし、なかなか復旧の目処は立たず、乗っていた1人が時限爆弾を持っていることが分かり…

はっきり言ってコテコテのB級ソリッドシチュエーション物かと思っていたが、思いの外しっかりと作られていた内容だった
特に、極限状態に追い詰められた態度の変化が多彩で見ていて楽しめた。日頃は口が悪いが、閉所恐怖症なのに意外と取り乱さないコメディアン。紳士的に立ち振る舞う投資会社の役員は、時間が経つにつれて面の皮が剥がれていく。爆弾の確認の際は、ブチ切れながらも、1番肝が据わっていた妊婦が確認。

普段見せない人間の本性が上手く出ていたなという感想とラストは結構好みな終わり方でした!