まめだいふく

コンフィデンスマン ある詐欺師の男のまめだいふくのレビュー・感想・評価

3.0
 「意志があれば変われる」

 相棒を殺した罪で刑務所に入った詐欺師。25年の刑期を終え、堅気になることを誓い出所。そんな矢先、彼に、死んだ相棒の息子が近づいてきて……。

 タイトルから騙し騙されの頭脳戦が繰り広げられる内容かと勝手に思い込んでいたため、中盤過ぎても全然話が進まないなあと思いながら観ていた。そういう話じゃないんだね。邦題に先入観を植え付けられたよ。
 しかし、仮に先入観無く鑑賞したとしても、本作は自分にははまらなかったかもしれない。そもそも、主人公があまり詐欺師の本領を発揮しない。とりあえず一人の男を騙そうとするんだけど、それも最終的には決してスマートとは言えない雑な決着方法にがっかり。エピローグもどうにも腑に落ちない。で、結局何が言いたかったのかが分からない。うーん、残念。


 余談

 レビューの中で、あの映画を引き合いに出されている方が何名かいらっしゃいますが、あの点は確かにそうですね。嫌ですね、あれ。
 
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