ボロロボ

キック・オーバーのボロロボのレビュー・感想・評価

キック・オーバー(2011年製作の映画)
3.5
軽く楽しめそうな作品をアマプラにて探していたところ、当作に目星をつけて鑑賞。

逃亡失敗から始まるケイパーもの。
序盤から主人公によるモノローグたっぷりで独特。
舞台となる囚人街がブッ飛んでてスゴい‼️

ブワッと風呂敷広げてパタパタと畳んでいく展開は、痛快でもあり、都合良すぎでもあり。

主人公の適応力の高さ、頭の良さ。あれだけ能力が高ければそもそも・・・などと思ってしまうのは意地悪だろうか。

囚人街の要人たちを手玉にとる、
因縁の相手に見事接近して始末する、
キッドとその母を助け出す、
失地回復する、
といったところはうまく行き過ぎでありながらも痛快。

キッドの顛末と囚人街の顛末が最もご都合主義だったかなあ。あと、“クリント・イーストウッド”のくだりもねwww ※クリント翁に怒られませんかねぇww

とは言え、当作ではメル・ギブソンの魅力たっぷり‼️

映像の色彩も良かった。

拷問シーンは割とキッツい。

どことなくタラちゃん作品に近い香りを感じた。

原題のサブタイトル “How I Spent My Summer Vacation” にはクスッとさせられる。
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