悪く無いけど何か違うよなぁ。
僕が見たいメルはもっと破茶滅茶なキャラクターを演じて欲しかったかなぁと思うんですよね。
ストーリーにしてもなんかもう一捻りがね。
冒頭から警察に追われる中、相棒は射殺されるし、車ごと決死の国境越えダイブを試みるも敢え無く逮捕され、挙げ句の果てには自由過ぎる無秩序な刑務所に投獄と、ここまでは完全に悪人設定なんです。
ところが案の定、そこで出会った親子と距離が近くなり最後は救出してついでに…と、やっぱり良い人なのねで終わるんですけど。
うーん。
何か、全体的に中途半端だったかなぁ。
悪い奴はもっと悪事を描いても良かったし、
ヒロイン?役も普通のおばさん風だし。
「外人」と呼ばれる程目立つ存在の筈が意外に絡まれませんしね。
そもそも、良い人でまとめるなら冒頭の逃走劇の真相も説明して欲しかったな。
“エクスペンダブルズ3”ではらしい演技を見せてくれましたが、その後動きが無くて寂しい限りですが、もっと派手な映画を期待したいと思います。
この手の映画好きは良いけど、メル好きにはイマイチでした。