あゆぞう

思秋期のあゆぞうのレビュー・感想・評価

思秋期(2010年製作の映画)
3.8
原題「ティラノザウルス」

妻を亡くし、自暴自棄な暮らしのジョゼフがチャリティショップでハンナという女性と出会う

ジョゼフと違ってアッパーな地区に暮らし、敬虔なクリスチャンであるハンナに反発しながらもその慈愛に満ちた人となりに心を開いていくジョゼフ

最低のクズ人間と天使のように思える二人

ハンナの生活は鼻持ちならないと悪態をつくジョゼフを見つめるハンナ

ハンナの流した涙の意味が少しずつ描かれていく

それなりに前向きになれるエンディングなのかも知れないけれど、にしてもやりきれない

原題は劇中で語られる他にも意味があって、ここにフォーカスした脚本がなかなか

ピーターミュラン、オリビアコールマンの二人が好演、そしてもうひとりが怪演

本場のエール、ずいぶん飲んでいない

3年で5回イギリスに行った時期があった

いろんな田舎町でパイントグラス傾けていたのはもう10年以上前になる…いつかまた行きたい
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