あんじょーら

宇宙人王さんとの遭遇のあんじょーらのレビュー・感想・評価

宇宙人王さんとの遭遇(2011年製作の映画)
2.7
「宇宙人ポール」があまりに面白かったので、その2番煎じであろうとは思われたのですが、思わず手にとってしまいました。「宇宙人ポール」は名作だと思ってます。



中国語の通訳、翻訳を仕事にしているガイアに、急ではあるが報酬はとても高い同時通訳の仕事の電話がかかってきます。高額な報酬に惹かれて承諾するガイアに迎えが来るのですが、車の中から目隠しを要求され・・・というのが冒頭です。





タイトルでネタバレしている部分なので問題ないと思いますが、翻訳を頼まれているのが実は宇宙人でして、何故か中国語を喋ります。そして、とても礼儀正しいのですが、当局は厳しく接していて、何か重大な秘密があることを何とか暴こうとしています。この最初のネタだけで充分引っ張れる内容とは思いますが、出オチでもあると感じました。もう少し作りこめるんじゃないか?と。かなりいろいろツッコミがいのある内容なだけに、ね。



ラストの台詞を響かせる為の後半部分がかなりゆるい。もう少し必然性が欲しかったです。こういう映画って見た後に誰かとお酒でも呑みながらいろいろ話したいと思うんですが(映画や本は特に思ってしまう)、この映画見ている人の数がそもそも少なそうだなぁ。